細田守の監督・演出作品のおすすめ
☆☆☆☆☆
おジャ魔女どれみドッカーン 40話、49話
個人的に細田守最高傑作です。細田守の絵作りがいかんなく発揮されていること、物語が終わりに近づいていることが、さらに情緒を呼び起こします。
細田守の演出は絶頂で、分かれ道の絵などとても素晴らしいです。
☆☆☆☆
劇場版 デジモン2
デジモン2は、映像センス最高です。
細田守は、虚無や無機質つまりデジタルのものを描くとき、とてもうまいです。
ディアボロモンの描き方が素晴らしい。
そして、展開もいいので、熱くなります。
劇場版 デジモン1
短い時間で素晴らしい演出
時をかける少女
時をかける少女は、細田史上最高にバランスのとれた良作です。
何でもない素晴らしい青春でありながら、絶対自分にはありえないという、失望のような感覚をもたらしてくれる、素晴らしい作品です。
☆☆☆
・ワンピースお祭り男爵
ワンピースファンがとても嫌う。仲間が一人もいなくなる暗闇の世界のルフィは、細田守の世界観の具現化ではないでしょうか。
☆☆
竜とそばかすの姫
竜とそばかすの姫は、デジタルを活かした映像がとても素晴らしい。
ただ、細田守の悪い所は止まらず、社会性が薄っぺらで、コンプレックスの塊の主人公は美人だわ。障碍者や衰退する社会らしきものが出てるが、その印象を全く感じさせない。
☆
以下の作品は、社会性を書こうとしているが薄っぺらで語るに値しない作品しかない。
・サマーウォーズ
・バケモノの子
・おおかみこどもの雨と雪
・未来のミライ
細田守の最高の作品は、おジャ魔女だと言いたい。まあ、監督でもなく各話演出で入っただけなのですが。
お話が良くできていてかつ、細田守の作る構図がとてもドラマとマッチしている。そして、やはり映像センスが素晴らしい。
しかし、社会性を描こうとするとき、全く薄っぺらでセンスが見えない。友達がいなくて、普段から世を憎んでいる人が、白々しい笑顔で友達って大事だよねっといっているような違和感。
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