パプアニューギニア と 忍び寄る中国

パプアニューギニアのデモ画像

引用:AFP

さて、アニメ以外の初めての動画投稿です。社会科好きの私は、内藤陽介先生から多くを学んでおり、大半がその知識ですので、ご容赦ください。

少し、マイナーな国や国際関係を伝えていきたいと思います。

パプアニューギニアの最近

パプアニューギニアは、ニューギニア島の東半分の島です。そして西半分はインドネシア、西のニューギニアで独立の機運が高まり暴動が起こっています。8月29日には、州議会の庁舎が燃やされ、元々インドネシアでのニューギニア人への蔑視はひどいようで、行政が謝罪もしています。

中国資本のニッケル工場から汚泥が流出して、大惨事になっています。

パプアニューギニアの地政学

 西側 インドネシア

前述のとおり西半分が島の西半分がインドネシアです。

 南側 オーストラリア

オーストラリアの北側は、インドネシアとパプアニューギニアによって閉じられています。パプアニューギニアは、オーストラリアによって支えられています。

 東側 ソロモン諸島

特に説明なし

 北側 太平洋

第二次大戦時の日本攻略の重要な場所です。

 パプアニューギニアの環境

立憲君主国で、95%がキリスト教です。

ニッケルと天然資源のとれる輸出国です。銅は世界3位、金は世界1位の埋蔵量もあるようです。

 

パプアニューギニアの歴史

 16世紀まで

6万年前から人類はいるようですが、世界史に出てくるのはポルトガル人が1526年に来てからです。

 第一次大戦前

西側 オランダ領

東北側 ドイツ領、南東側

 第一次大戦後

西側 オランダ領

東側 イギリス領(オーストラリア管轄)

 第二次大戦中とその後

日本領になり、日本が戦争に負けました。

東パプアは、オーストラリア委任統治領パプアニューギニアとなりました。

西パプアは独立を宣言。1962年まで戦争が続き独立をしました。しかし、パプアはインドネシア側と民族性も違うため、インドネシアに組み込まれることに反対する人も多かったのですが、西パプアはオランダに独立を認められたりもしましたが、結局インドネシアにうの込まれました。

1975年パプアニューギニアは、オーストラリア独立しました。

 

パプアニューギニアの現状と課題

 西パプア

インドネシアのパプア人は、国内で差別され反動があります。そして、独立後次の大統領のスルハトはパプアを侵攻でなりあがった人です。

西パプアでの資源はインドネシアの富をもたらしているが、パプアニューギニアは発展途上です。また、パプア人の撮影なども禁じられています。

 東パプア

元々オーストリアに教育やらインフラやら頼りまくっていましたが、首相が借金の借り換えを中国にお願いしました。ただ、国交は独立から中国と結んでいます。

現在中国による工場、港、学校などの開発が進んでいます。

内藤先生のウシジマくん方式という比喩が大好きです。人が困ったときには、なぜかそこに人が現れお金を貸してくれますが、実は全てを巻き上げられるのですw。アフリカ、南米、中米、その他あらゆるところに現れますw。

 内藤陽介先生の動画

インドネシアパプア州抗議デモ激化 内藤陽介の世界を読む 吉田渚【チャンネルくらら】 9/3放送

パプアニューギニアとインドネシアの第一次大戦中から最近、西パプアの現在まで解説しています。

パプアニューギニア債務問題 内藤陽介の世界を読む 吉田渚【チャンネルくらら】 9/10 放送

東パプアの現在と中国の関係について説明しています。

BBCの8/29の記事はこちら

色んなことを実験してどんな記事を書くか考えています。社会科関係で聞きたいことなどあればぜひメッセージください。

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